



2006年 第5戦 スポーツランドSUGO
JSB1000/辻村が1周目からぶっちぎりの優勝!!
伊藤が続き1-2フィニッシュ!! 手島も予選のクラッシュをはね返して7位!
ST600/トップグループ走行中、残り3周で無念の転倒リタイヤ
ST600決勝レース(12:15~ 18周)
好スタートを決めた辻村は1周目に4位に順位を上げ、トップグループに加わってチャンスをうかがった。4周目にはそれまでの新垣に代わり酒井がトップに立ち、安田も6周目に2位に浮上、新垣、辻村が続く展開となった。中盤10周目に新垣が馬の背で転倒して戦列を離れ、辻村は安田との差をどんどん詰めていった。
11周目には安田が酒井に仕掛けてトップに浮上、しかし酒井も13周目にその座を奪い返した。辻村はそれを後方から冷静に観察し、機をうかがっていた。しかし残り3周となったハイポイントコーナーでグラベルの餌食となったのは辻村のほうであった!
今期2度目の転倒リタイヤを喫したわけだが、幸いにも怪我はなかった。表彰台とポイントは失ったが、この転倒が辻村の心の火を燃え上がらせたのは皮肉ではある。
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JSB1000決勝レース(13:55~ 25周)
スタッフは深夜まで手島のマシンの修復をおこない、何とかマシンを修復したが、当然ながら実際に走行してチェックしなければわからない部分もある。今朝の練習走行では、残念ながら走行開始直後にトラブルが生じ、手島はコースを一周しただけでピットに戻り、スタッフは再び修復作業にとりかかった。辻村、伊藤は通常どおり決勝に向けての最終調整をおこなった。
幸い、問題は深刻ではなく、無事手島のマシンを決勝グリッドに並べることができた。手島は昨日の転倒によって体に若干のダメージを負っており、更に今朝の練習走行もできなかったにもかかわらず、レースまで陽気に過ごしていたのはさすがだ。
直前のST600クラスで終盤に転倒を喫したものの、辻村には幸い大きな怪我はなかった。レース前の我々は決してよい状態とはいえなかった。しかしレースでは、最前列からロケットスタートを決めてトップに立った辻村が、転倒を恐れぬイケイケの走りでぶっちぎりの優勝を魅せてくれた。 とにかく終盤まですごい集中力であった。辻村にとってこのクラスでの優勝は久しぶり、CBR1000RRというモデルでは初めてのことであり、「やっと勝てた」というのが彼の実感である。今年は例年に比して転倒が多い辻村だが、その分、8耐といい、今回といい、素晴らしい走りを見せている。
一方伊藤は、序盤4番手となり、渡辺をパスして3位となった後は終盤まで秋吉をプッシュする展開となった。その間に辻村は2位秋吉との差を3秒近くに拡げていた。残り5周で秋吉をパスして2位となった伊藤は、翌周にその差を1秒近く削ったものの、残り3周の時点では再び3.6秒と拡がった。これは単にライダーの走行ペースだけが要因ではない。同じサーキットを25周にわたって周回するわけであるから、コース上にはバックマーカーと呼ばれる周回遅れの選手が現れ、それをパスするタイミングにより、前車との差が大きく変動することがあるためである。その後も辻村との差を詰めるには至らず、辻村に続く2位でレースを終えた。
奇しくも、これは昨年のこの大会での順位と逆で、辻村は昨年の雪辱を果たすこととなったわけである。転倒リタイヤと優勝、まさに天国と地獄。勝負事は元来その要素を持ち合わせており、先般の耐久2戦でも味わったが、今日1日で再び味わうこととなった。
手島は序盤7位を走行していたが柳川、亀谷の先行を許して9位に後退し、最後まで後方から出口にチャージされる展開となった。昨日の予選セッション以降走行できず、ぶっつけ本番で臨んでいる訳であるから、ほかの選手に比べてマシンの調整が進んでいない上、体にもダメージを負っており、つらいレースをよく頑張った。しかしそれは手島だけではない。出口もまた昨日の予選で転倒を喫し、ダメージを負っていたからである。手島はとうとう最後まで出口を押さえ切り、前方の中須賀、柳川の転倒により7位となった。
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「8耐で優勝できて、今日はまたその再現ができました。猛・伊藤の上位独占、つまり我々の選択や活動は間違ってはいなかったのです。猛の完全復活です。残り2戦も楽しみにしていてください。ありがとうございました」(藤井)
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全日本ロードレース選手権 第6戦 岡山大会は、10月14日(土)・15日(日)に岡山国際サーキットにて開催されます。
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JSB1000 辻村2位!! 伊藤3位! 手島は転倒を喫し、惜しくも2列目
ST600 好調の辻村 5番手からジャンプアップを狙う!
さて、3ヶ月ぶりに全日本選手権が再開され、チャンピオンシップを巡る争いは残り3戦となった。
我々は、8耐優勝の余韻も冷めやらぬまま、翌週にはここ菅生サーキットを訪れてテスト走行をおこない、今回のレースに備えてきた。
朝の600の1回目のセッションの後、サーキットはどんよりした曇り空に覆われたが、午後には晴れ間が広がり、みちのくの夏の終わりを感じさせる日和の中で、明日の決勝グリッドをかけた争いが繰り広げられた。
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ST600公式予選
今回もA・Bの2組に分かれ、午前・午後の2回のセッションの最速タイムでスターティンググリッドが決定される。 A組午前の予選では、終盤に1分32秒939を記録し、続くB組では32秒台のタイムを記録する選手は現れず、午前の総合順位は4番手であった。
午後のセッションでは、早々に午前のタイムを上回る32秒803を記録してトップに立ったが、その後、酒井が辻村のタイムを上回り、更に32秒192までタイムを短縮してトップをキープした。 また、渡辺、新垣も辻村のタイムを僅かに上回ってきた。辻村も再度ペースを上げたが、序盤のタイムを上回るには至らず、このセッションを4位で終えた。 続いて行われたB組の予選では、大崎が辻村のタイムを上回り、午前・午後の計4セッションの総合順位は5番手となった。
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JSB1000公式予選
今回は、このクラスの予選は午後1時間、1回のみで争われた。 開始早々伊藤が1分28秒680をマークしてトップに立つと、直後に辻村が28秒739を記録して2位となった。各選手ピットに戻り、伊藤はスペアカーに乗り換え、辻村、手島は微調整を加えて再びコースへ。
手島は29秒160を記録して5番手にポジションを上げ、各選手は再びピットで調整を加えた。この頃秋吉が28秒405を記録してトップに踊り出た。マシンを調整して走行を再開し、ペースを上げ始めた手島だったが、セッション中盤にSPインコーナーで転倒を喫し、マシンは大破してしまった。手島自身に大きな怪我はなかったが、これ以上の走行を断念せざるを得なかった。
一方、辻村、伊藤ともコースに戻ってセットアップのチェックを行い、いよいよニュータイヤに交換してタイムアタックした。辻村は見事28秒540を記録して秋吉に肉薄した。伊藤は今回は残念ながら序盤のタイムを更新することなく、辻村にポジションを譲ることとなった。
結局、辻村2位、伊藤3位と、ともにフロントローから勝負することとなった。手島はセッション中盤までしか走行できなかったにもかかわらず8位となった。残念ながら転倒を喫した手島だが、更なる高みを目指して前向きに攻めた結果であり、大きな怪我がなかった分、明日は活躍を見せてくれるだろう。辻村は昨年のこの大会で伊藤に続く2位に終わったリベンジを目指し、伊藤も地元での2年連続優勝を目指している。 勿論ながら、戦っているのはライダーだけではない。スタッフは懸命に手島のマシンの修復作業を続けている。
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