TSR
過去の記録

ツインリンクもてぎ 鈴鹿サーキット(2&4)
筑波サーキット オートポリス
スポーツランドSUGO 岡山国際サーキット
鈴鹿/第38回MFJ-GR


2006年 第7戦 鈴鹿/第38回MFJ-GP

JSB1000/伊藤はトップ争いで沸かせ、見事2年連続チャンピオンに!!

辻村6位フィニッシュ、手島も13位で見事に走り切った!
ST600/最後の最後にシケインで逆転され、惜しくも表彰台を逃す!

ST600決勝レース(11:00~ 12周)

今日の鈴鹿は最終戦にふさわしい見事な秋晴れとなった。
今朝の練習走行では4番手のタイムを記録したが、今日も安田は朝から好調で、手ごわい存在だ。
スタート後の1コーナーでは混雑に巻き込まれ、2つ順位を下げて1周目を終えそこから追い上げを開始することとなった。しかしこのレースウイークを通じて好調な安田が逃げにかかり、牽制し合う2位以下の集団を置き去りにしていった。3周目には野田をかわして6位、4周目には奥野、渡辺をかわして4位まで挽回したが、5周目には再び奥野に先行を許し5位となったところで、辻村は一旦様子を見ることにした。

この時点ではトップの安田が2位以下に差をつけて独走、2位は酒井、大崎、奥野と辻村が4台の集団を形成していた。レース中盤には酒井が集団を抜け出すことに成功し、今度は表彰台を賭けた争いとなった。終盤まで様子をうかがった辻村は、残り2周となった11周目にダンロップコーナーで大崎を捉えて4位となり、最終ラップにも同じくダンロップコーナー立ち上がりで奥野をパスして3位まで順位を挽回した。そのリードを保ったままスパートし、残すはシケインと最終コーナーとなった。辻村は当然インに入られないよう注意しながらハードにブレーキングしたが、奥野はそれ以上の素晴らしいブレーキングでその更にイン側に飛び込んで表彰台をかっさらっていった!表彰台は逃したものの、終盤の3台のバトルは十分に観客を魅了したはずだ。s

敵ながら今週末見事な走りを見せ、独走でレースを制した昨年のチャンピオン安田が今季もチャンピオンシップを防衛することに成功した。

上へ

JSB1000決勝レース(14:00~ 17周)

今朝の練習走行では辻村がトップ、伊藤が2番手のタイムを記録し、順調にレースへの準備が整った。ところが、手島だけがツイていない!骨折している体のみならず、マシンにも重大なトラブルが発生し、決勝までに車体、エンジンともに交換することとなってしまったのだ!!

レースまでのメカニックの懸命な作業により、手島もスタートに間に合った。伊藤は1周目にジャンプアップ、コース終盤のシケインでは3位にまでポジションをあげた。チャンピオン争いの相手である渡辺は伊藤に次ぐ4位につけていたが、中須賀にかわされ5位に後退していた。伊藤は目前でトップ争いを繰り広げる加賀山、秋吉のバトルに加わりたいところだったが、着実に走り切り渡辺以上のポイントを上げるのが第一だ。常に渡辺の獲得ポイントを意識して戦略を進めなければいけない。ところが3周目にその渡辺がスロー走行となり、4周目にとうとうピットに戻ってしまった。この瞬間伊藤のチャンピオンが確定した!!これで思う存分バトルができる!

まずは前方の2台にぴたりとつけ様子を伺っていたが、いったん1秒余り間隔を置いた。しかし終盤には再び前方の2人に接近していった。13周目の最終コーナーで加賀山が動いて秋吉の前へ出たのをきっかけに、続く14周目のストレートから1コーナーにかけて伊藤は一気に前の2台をパスしてトップに立ち、そのまま2台を置き去ろうとプッシュした。しかし終盤に入りコース上に周回遅れが出始めたこともあり、2台を引き離すことはかなわず、逆に残り2周となった16周目のシケインで加賀山に、続く最終周の1コーナーでは秋吉にインをあけわたし、多数の周回遅れをかいくぐって懸命に2台を追ったが、抜き返すチャンスは訪れなかった。その後、シケイン進入でトップに立った秋吉を更に立ち上がりで加賀山がパス、そのまま見事に優勝を飾った。伊藤もきっちり表彰台を獲得してチャンピオンシップ獲得に華を添えた。

さて、辻村は1周目を順当に7位で終え、序盤に柳川、森脇とのバトルを制して6番手から前方を伺ったが、中盤以降はペースをあげることができず、悔しい展開となった。結局、前方の中須賀を捕らえるには至らず、そのままの順位でレースを終えた。その原因はこの陽気のせいだった!?これまでのテスト走行は今日よりも気温が低く、その際には連続走行しても問題のなかった柔らか目のタイヤは今日の陽気には合わず、最後までもたなかったのだ。

一方手島は17周のレースをまっとうできるか心配されたが、序盤は14位、中盤は13位を懸命に走行し、11周目のストレートでキャミアがスローダウンして順位を上げたものの、1周目にコースアウトを喫した徳留に先行を許し、再び13位となった。その後は痛みを通り越して右手の感覚がなくなっていき、ペースを上げるどころか、とにかく見事にレースを走り切ったこと自体が評価に値するであろう。日曜朝にマシンのトラブルが生じ、急遽マシンを変更したためにマシンの微妙なフィーリングが変わっていたこともルーキーの手島には酷な状況であった。

辻村・伊藤の怪我に始まり、手島の怪我が癒えぬまま今シーズンを終えることとなりましたが、ここまで戦い抜くことができたのもひとえに皆さんのサポートのおかげです。ありがとうございました。

*************************************************
「見事チャンピオンを決めた伊藤は本当にすごい男だ!3人がそれぞれのシーズンを戦い抜いた。
2006年は私の人生で忘れることができないシーズンとなりました。来季に向けて新たなチャレンジをしていきます。来シーズンも楽しみにしていてください!応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました」(藤井)
*************************************************

来年度の全日本ロードレース選手権は3月31日に栃木県ツインリンクもてぎで開幕し、10月21日のここ鈴鹿でのMFJグランプリまで、全7戦で争われる予定です。

上へ

JSB1000 伊藤はチャンピオンを、辻村は勝利を目指して! 手島は骨折をおして出場!
ST600 フロントローを逃すも、明日は狙っていきます!!

まずは前戦岡山のレース序盤で接触転倒した手島については心配をおかけしました。検査の結果、右手の平中指と骨盤左上部の骨折が判明し、療養に努めてきました。
皆さんからの励ましのおかげで、走行は可能との診断を受け、金曜の練習走行に臨むことができました。ありがとうございました。

2006年シーズンもいよいよ最終戦を迎え、伊藤は2位の渡辺に6ポイント差をつけて2年連続のチャンピオンシップ獲得まであと一歩となった。辻村は8耐、菅生での勝利の再現を狙っている。
今週末は晴天に恵まれ、昨日の練習では辻村は両クラスともに4番手のタイム、伊藤は6番手、そして前戦以降のテストをすべてキャンセルし、久しぶりのライディングとなった手島はまずは初日を無事終えることができた。
今回は両クラスとも午前午後の2回、それぞれA/B組に分かれて予選がおこなわれ、600はB組、1000は3名ともA組で予選に臨んだ。

上へ

ST600公式予選

午前のセッションでは昨年までの最速記録を上回る2分15秒333を記録してB組、総合ともに安田、野田に次ぐ3番手で終えた。
午後の予選でも安田が好調で何と14秒170という驚異的なタイムをマークしてトップに立った。辻村も午前の記録をさらに短縮したが及ばず、終盤には酒井も14秒台にタイムを縮めたためB組4番手でセッションを終えた。結局A組の渡辺が辻村を上回るタイムを記録していたため、総合では5番手となり2列目スタートとなった。

上へ

JSB1000公式予選

午前のセッションでは、序盤に加賀山が記録した2分8秒686をターゲットにして各選手がしのぎを削った。伊藤が8秒859、辻村が9秒095を記録してピットに戻ったところで争いはいったん小休止となった。

2人ともマシンの調整を変更し、残りの時間はその確認に費やしてセッションを終えた。一方、手島はまだ完調ではない体で懸命に走行したが、昨日から変更したマシンの調整が裏目に出てタイムを縮めることができなかった。走行後メディカルケアを受け、患部をアイシングする手島の姿は痛々しいが、彼は常に前向きだ。
午後のセッションでは、最初から新品タイヤを装着した辻村が早々に午前の伊藤の記録を上回る2分8秒774を記録してトップに立つと、翌周は更にペースを上げて最速記録を更新しながら周回していたが、コース終盤の130Rに差し掛かるところで前方の車両に追いついてしまい、残念ながらタイムの更新はならなかった。

ピットに戻っていつになく悔しがる辻村の姿から、先ほどの走りに余程の自信があったことが伺えたが、これもレースだ。セッション終盤になって加賀山、山口が辻村のタイムを上回ってきた。一方、伊藤は序盤は午前に使用したタイヤでセットアップの確認を行った後、新品タイヤに交換してタイム更新を狙ったが、皆がタイム更新を狙ってコースが混雑する終盤には単独で走行するタイミングがとりにくく、午前のタイムは短縮したものの、加賀山、山口を上回るには至らなかった。
手島はタイヤを新品に交換した後、痛みをこらえて着実にタイムを短縮した。残念ながら勝利を狙える状況にはないが、サポートしていただいている皆さんのためにも精一杯走りきる覚悟だ。

続いておこなわれたB組のセッション終盤はヨシムラの独壇場となり、チャンピオン争いでの伊藤の直接のライバルである渡辺がポールポジションを奪い、明日のレースが面白くなりそうだ。総合順位では伊藤7番手、辻村8番手、手島19位から明日のレースを戦う。

上へ

レース情報