CBR is TSR〜The essence of development

2020.04.08レース

新型CBR1000RR-Rの登場以降、“ CBR is TSR ”を掲げ、TSRはヨーロッパでのベースHonda Franceで、EWC仕様の新型CBR1000RR-Rを公開。さらにはル・マンでのプライベートテストと開発を進めてきた。

残念ながら、ここに至りテストを含めたレーススケジュールも大幅に変更され、多国籍なライダー・スタッフで構成されるF.C.C. TSR Honda Franceは、メンバーが集合してのテストは行っていない。

しかし、必ず再開されるであろうシリーズに向けて、やるべきことをやるという信念で、その間にも本拠地鈴鹿ではパーツ開発は進められ、CBR1000RR-R Fireblade SPのTSRキットは着々と完成に近づきつつある。

3月下旬から4月始めにかけては、実走行でのテストも行われ、SP用キットは内容的にも大幅に精度と完成度を高めた。新型CBRのポテンシャルは、レースベース車のノーマルレベルでも鈴鹿のバックストレッチで310km/hを優に超え、ラップタイムも直近の走行では2分6秒7と走るたびに詰まってきている。

この間、EWCの2019/20シリーズは大幅にスケジュールが変更され、6月の第3戦オッシャースレーベンは中止、鈴鹿が第3戦に変更。すでに8月の最終週に延期されていたル・マン24時間が第4戦、本来翌シーズンの緒戦として開催予定だった9月後半のボルドール24時間が今季最終戦へと変わり、2019/20シリーズは、今のところ変則的ながら全5戦(第1戦ボルドール2019、第2戦セパン)でのチャンピオンシップを争うシリーズとして改定された。

今後の焦点は鈴鹿8耐ということになるが、EWCオーガナイザーもチームやライダーの安全を最優先に考慮し、彼らが象徴的なレースとして位置付けている鈴鹿8耐については、日々変わる状況の変化に備えつつ、海外チームとライダーが出場できるように最大限協力する、とコメントしている。

果たして、誰も予測のつかない中、チーム内においても、EWCオーガナイザーなどとも緊密に連携を取り合い、社会的接触を最小限に留め、その距離を適正に保ちながら、不透明な状況を乗り切る最適な方法で、来るべき再開に向けてやるべき課題と開発作業を続けていきたい。

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