高橋裕紀がF.C.C. TSR Honda Franceに加入。 共に2021 FIM EWCでチャンピオンを狙う!

2020.11.07レース

高橋裕紀と藤井正和11月7日(土)、東京・青山のホンダ本社において、『F.C.C. TSR Honda France取材会』の中で2021EWC参戦体制発表を行い、高橋裕紀を2021シーズンのFIM 世界耐久選手権シリーズ(EWC)に、F.C.C. TSR Honda Franceのライダーとして起用することを発表した。

高橋は、再開予定のル・マンを翌月に控えた7月中旬、TSRのライダーが3人とも海外で移動が制限される中、テストライダーとしてこのマシンの開発最終段階でその一翼を担っている。そんな縁もあり、十分な実力・実績や本人の意思が合致して、今回の起用となった。2021 EWC シーズンは、ジョシュ・フック、マイク・ディメリオのこれまでの2人に加え、高橋の加入でチームがどんな変化を見せるのか、楽しみだ。

◎高橋裕紀コメント
『MotoGPにも参戦し、WSBKも経験しました。ただ、子供の頃から世界チャンピオンになる、という夢は実現が叶わず、今年から仕切り直し、勝負の年でチームも移り、全日本選手権に参戦してきました。その中で今後、日本人が世界チャンピオンになれる方法を自分なりに考え始めた矢先に、まさかの藤井監督からの言葉をいただきました。正直最初は悩みましたが、このチームには世界チャンピオンという夢が現実的に見えるところにあり、自分の人生のなかで、最後に努力次第でチャンピオンになれる可能性がある、チャンピオンチームに声をかけてもらった、というライダーとしても非常にうれしく思っています。他の2人の足を引っ張らないように、チームの世界チャンピオン獲得に貢献できるように、しっかり取り組んでいきたいと思います』

◎藤井正和総監督コメント
『高橋裕紀選手の実績も実力もよく分かっているし、今年7月の新型CBR国内最終実機の確認時に、まだまだ煮詰めていく段階にも関わらず、マシンをよく理解してくれた。その時ピピンと来た、というか縁を感じる、そんな実感を持ちました。我々の野望である、他がやってないこと、やらないことをやっていこうと決めてますから、世界の東西(日本とヨーロッパ)で相互にレベルを高めていくため、チャンピオンを獲るためには、マシン、チーム、そしてライダーの3つの三角形をバランス良く最大限に大きくしなければならない。そのためには彼の実力が必要だったこともあります。毎朝独特の練習をしていることは私も知っています。これからは、このEWC、1000ccバイクで思い切り走ってもらいますよ!』

ちなみに、高橋は、全日本ロードレース選手権ST1000への参戦についても協議を続けているという。また、各ロードレースの来シーズンについては、徐々にスケジュールが見えつつあるところだが、EWCのレースカレンダーについては、近々暫定で発表があるとも言われている。
24トロフィ

体制発表に先立って行われていた取材会では、“24ロゴ”を掲げた特大の優勝トロフィとル・マンの実走車両も展示された。2度目の来日となるトロフィには、勝利の女神Nīkēを支える台座に歴代優勝チームが刻印されており、2018と2020にはF.C.C. TSR Honda Franceが刻まれている。
トロフィ刻印

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