モスト6時間耐久レース DAY2 – 公式予選2回目
決勝レースは4番手グリッドからスタート!

2021.10.08レース

ピット1日で3ライダー2回の公式予選とその前後に2回のフリー走行という密なスケジュールとなった10月7日(木)の公式セッションも16:20から2回目の予選が始まり、長かった終盤を迎えようとしていた。

決勝用タイヤで臨んだジョシュのタイムは、最終的に1分34秒813でポジションは5番手。1回目のタイムをクリアすることはできなかった。裕紀も決勝仕様で最終アタックに臨み、1分34秒828と1回目のタイムを削ってセッションを終えたものの、2チームに上回られたことで、セッションのポジションは6番手となり、この段階で総合5番手まで後退してしまった。
ジョシュ

最後のマイクだけがこのセッションも予選タイヤで臨んだ。3周目のアタックで、1回目を上回る1分34秒769をマークするものの、ここまで。3番手でセッションを終え、総合順位も4番手に回復した。チームベストはジョシュが1回目にマークした1分34秒648となった。

決勝レースは4番手グリッドからスタートする。EWCとしては6時間という短いレース。予選を見てもハイペースでのレースになることが予想され、ワンミスが致命的なシビアな展開になるだろう。
高橋裕紀

明日は公式スケジュールは何もないが、ライダーたちはEWCとWTCRのスケールを活用したプロモーションに朝から協力し、チームは決勝用マシンの準備やピットストップのトレーニングなどやることは多い。

【藤井正和 F.C.C. TSR Honda France 総監督】
「時間もなく、走ったことも、来たこともない、何もかも初めての場所で挑んだ予選としては、最善の結果で手応えのある予選でした。昨日のテストで2人に絞ろうかとも考えました。ここでより良い結果で終え、来季につなげる思惑だったのですが、昨日から3人ともベストな走りをし、予選でも3人ともベストタイム、34秒台に入る良い走りをしてくれました。今回の4位は、このパッケージで1年間戦ってきた結果であり、レースに臨むにあたり、今シーズンこれまでの戦い方は間違っていなかったことを証明できました。今できること、ランキング2位への逆転も視野入れ、必ずや来季につながるレースにしてシーズンを終えたいと考えています」

【公式結果】
6 Hours of Most - Overall Qualifying Classification - Overall Qualifying Classification

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